持続可能な産業を
大分大学では、成長力の大きな竹を広範囲な用途に使えるセルロースナノファイバー化する独自のプロセスを開発しました。CELEENAの特長は「セルロース純度が高く」 、「長く(直径約20nm、アスペクト比 大)」、「竹由来の強さ(結晶化度が約80%)」です。第三者機関での試験で、生分解性と皮膚・眼・急毒に対する安全性を確認しており、私たちの次世代の生活への利用が期待できます。
持続可能な産業を
地域活性化と竹の環境問題の軽減
唯一の技術が未来を変える
大分大学プロセスとはCELEENA製造技術のことで、大分大学理工学部衣本研究室での基礎研究から生み出されました。
製造は大きく分けると2段階です。1段階目で「竹綿(茶綿)」を製造し、2段階目で「CNF」を製造します。プロセスの特長は、簡単、安全に、きれいで、長く、竹由来で強いCNFを作ることのできるオンリーワンの技術で、1つの製造パラメーターを変えるだけで異なる性質のCNFを製造できます。